ありったけの好きを君たちに

ジャニーズWESTと嵐が好きなオタクの一人語り

キャメロットの話

ひっさびさの現場!ひっさびさの照史くんの舞台!めちゃくちゃ待ちわびていましたこの日を…

 

コロナのことで赤シャツを諦めたので、本当に久しぶりに照史くんの演技を生で観れて嬉しかった〜!そして何よりも、坂本くんの歌も聞けて!

Vのオタクが大学の友人にいて、その凄さは聞いていたのですが、やはり生歌は圧巻でした。

 

アーサーとグィネヴィアとの出会いから始まるこの舞台、前情報無しで行ったので「ランスロットはいつでるのかしら…?」と思いながらも、アーサーとグィネヴィアの歌に魅了されまくっていました。急に出てきた、幕越しのランスロット

え〜〜顎のライン超綺麗…とかアホみたいなこと思っていましたね。

 

そして、ランスロットの自己紹介ソング(?)

自信満々、強く気高いランスロット。1音目から知ってる照史くんの歌声じゃなくて、低くて奥底から響くような声。半分だけのマント?を翻しながら歌うんですが、これがもう堪らなくかっこよくて!!!!!!何それ?みたいな。たまに上手く戻らなくてもスッと直して、場数を感じましたね。踵のあたりまであるマントを付けてるシーンもあるんですけど、捌き方がかっこよくて…。衣装でもこういうの着て???と思いました。高身長組に持ってかれちゃいがちなんですが、マントにあいますよね?ロング丈いいですよね?ブーツも。お願いします。

 

今まで観に行った、色んな舞台のことを思い出して、益々かっこよくなってる照史くんにもう恋してました。というか舞台に行くたびに照史くんに恋に堕ちてる。いい役もらいすぎてる。(?)

とどのつまり、演技してる照史くんが好きなんですね〜。かっこよくて、キラキラしてる。

 

グィネヴィアに紹介してもらうシーンがあって、もう明らかに一目惚れ!!!みたいな顔するんですランスが。グィネヴィアは自信満々なランスロットに対して、ムカつく!!!何こいつ!!!絶対負かしてやる!!!!!!みたいな意識バチバチなのに、ランスはもう心奪われて、でも王妃様だからそんなに近づかないし見つめちゃいけないし…みたいな…。ただランスが、あれだけヘイトを買ってるお芝居になるのがすごいなと。あの短時間で、人の話を聞かずに自分の話ばかり、自信家で謙虚さがないランスロットを印象付ける。

でも自分は照史くんのオタクなので、ヘイトを買ってなんとも言えない表情のランスを見て、心がギシギシしましたね。槍の決闘のシーンとか。アーサーなんとか言ってくれよぉ!みたいな気持ちでした。

まぁ、ランスロットが全勝するんですが。まさか死人が出るとは思わず……ただそこで刺し殺してしまった相手に対して、祈りを捧げるランス。

まさかの生き返り。王妃様もそりゃ好きになっちゃうよね。仕方ない、強くてかっこよくて、奇跡も起こせるんだもん。わかる、私も好き。

 

アーサーももちろん気が付いて、でも2人ともを愛しているが故に許すことを選ぶんですね。

グィネヴィアも同様で、ランスロットに恋をしてしまった。でも、アーサーを愛している。アーサーが自分たち2人を大切に愛してくれていることもよく分かっているからこそ、ランスには触れないし、2人で何処へ行くこともしない。

ランスはよく分かってなさそうな感じもあったけど。でもグィネヴィアが言うなら、アーサーのためにというならという感じで納得したのに!結局抱き合っちゃう。抱き合ったところをモルドレッドに見られちゃう。

このモルドレッドという男も個人的にはとても好きでした。全身で悪役!!!って叫んでるんです。悪役特有の可愛らしさというか、狡猾な感じがとっても良くて、良すぎない????と思ってたら入野自由さんでした。さすがすぎる。

 

最終的には望んでいなかったはずの戦乱が巻き起こってしまうんだけど、ランスがジェニーを助けにくるところ。血がザワザワしました。

ゆっくりになる戦闘シーン、ランスがマントを翻しながら闘っていて、綺麗だなと思ってしまいました。

 

アーサーとグィネヴィアの最後の別れのシーンは、あまりにも切なくて涙が出ました。最後まで優しい瞳のアーサー、結果的に別れなければいけなくなってしまったグィネヴィア。台詞はそう多くはない(なかったはず)シーンでしたが、2人の思いが会場内で散らばっていて苦しくなりました。お芝居ってすごいな。

 

アーサーが若者に未来を託す最後のシーン。太陽の光だと叫ぶ顔が、あまりにも輝いていて、人ってこんなにキラキラ光るんだって感動しました。比喩表現にも程がありますが、光ってましたアーサー王は。キラキラというかギラギラというか。とっても印象的なラストでした。

 

今回キャメロットで私が観たのは、ランスロットを演じている照史くんではなくて、そこにいたのはランスロットでしかなくて。上手く言語化できないのが悔しいんですが、照史くんにもっと舞台のお仕事をください!観たい!!!と強く思いました。

 

カテコで最後の最後にヒラヒラってお手振りをしてくれたんですが、どなたかがSNSで呟いていた言葉をお借りすると、あれは桐山照史じゃなくてランスロットのお手振りのように感じました。

ニコニコもしないし、手も振らない。騎士だからね。という感じのランスロットの気まぐれなお手振り。ありがたい!!!!感謝!!!!悲鳴もあがるよね!!!!!!!!

 

ありがたいことに、照史くんの舞台があるたびに観に行けているので、また今後舞台をやるってなったら足を運びたいと思います。お芝居観るの大好きなので!当たるといいな〜!!